ミリオーネバイオ（1998年生、母エレガントバイオ）

ミリオーネバイオ（1998年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時5歳）と交配したエレガントバイオが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）荒井牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方28戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は2001年の一般C8。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

2月24日、デビュー戦はC.スミヨン騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。馬体重は418kg。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた2戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝2200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

6月30日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、大沢辰也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた4戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

7月22日、連闘で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

8月30日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、下田雅晴騎手を鞍上に迎えて、一般C12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るワイテイテイオウを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月12日、中1週で迎えた7戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下田雅晴騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るミツアキショパンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

9月27日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下田雅晴騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

10月18日、中2週で迎えた9戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で下田雅晴騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月12日、中3週で迎えた10戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で下田雅晴騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のロングタフネスに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月27日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で下田雅晴騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったシンメイジャイナにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

12月5日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で下田雅晴騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2002年）

1月4日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、ニューイヤー特別（中京(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で下田雅晴騎手（7戦3勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、古川彰騎手を鞍上に迎えて、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた15戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古川彰騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた16戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で古川彰騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、プリメーロテンビーに交わされて1馬身半差の2着となった。

5月28日、中1週で迎えた17戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川彰騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のノーブルイメージを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

6月16日、中2週で迎えた18戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古川彰騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったゴールデンジョージに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月7日、中2週で迎えた19戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で古川彰騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のウイニングポーズに3馬身の差をつけて優勝

7月26日、中2週で迎えた20戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で古川彰騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエビスワンに1馬身半の差をつけて制した。

8月16日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、一般C1（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で古川彰騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したシャイニングガイを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

9月25日、中5週で馬体重を前走から25kg絞って迎えた22戦目は、一般B11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で古川彰騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

11月11日、中6週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた23戦目は、一般B15（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で古川彰騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったイラプションに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月28日、中1週で迎えた24戦目は、一般B13（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で古川彰騎手（10戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた25戦目は、一般B12（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で古川彰騎手（11戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイタイムから1馬身半差の2着に敗北した。

12月19日、連闘で迎えた26戦目は、一般B13（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で古川彰騎手（12戦3勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2003年）

1月2日、中1週で迎えた27戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、名古屋装蹄師会献春賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月10日、連闘で迎えた28戦目は、一般B12（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は古川彰騎手（13戦3勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

4月7日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、一般B12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川彰騎手（14戦3勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた30戦目は、一般B12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川彰騎手（15戦3勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた31戦目は、一般B17 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川彰騎手（16戦3勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったオグリパピーに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

6月4日、中1週で迎えた32戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で古川彰騎手（17戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月12日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、一般C9 11（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で古川彰騎手（18戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。