バトルブルーリボン（2000年生、母メグロインスパイヤ）

バトルブルーリボン（2000年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋青いリボン（競技会で第一席になった者に与えられるリボン）」。毛色は鹿毛。種牡馬のオジジアン（当時17歳）と交配したメグロインスパイヤが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は川越ファーム。戦績は、中央平地11戦1勝2着1回、地方10戦0勝。主な勝ち鞍は2003年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

鈴木康弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

1月12日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、非常に速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

3月8日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は二本柳壮騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮したが、4着に終わった。

4月6日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で二本柳壮騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアポロバラードを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月25日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で二本柳壮騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホッカイチンフォアに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で二本柳壮騎手（5戦1勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。

12月13日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で二本柳壮騎手（6戦1勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

12月28日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で二本柳壮騎手（7戦1勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

4歳（2004年）

1月25日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で二本柳壮騎手（8戦1勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい12着に終わった。

2月28日、中4週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で二本柳壮騎手（9戦1勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に敗れた。

4月23日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、澤佳宏騎手を鞍上に迎えて、おおいぬ座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

5月23日、中3週で迎えた13戦目は、こいぬ座特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。前に出て、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた14戦目は、こじし座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で澤佳宏騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい13着に終わった。

6月14日、中0週で迎えた15戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、ヘルクレス座特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着を確保した。

6月30日、中1週で迎えた16戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は一杯になって7着に終わった。

7月10日、中0週で迎えた17戦目は、やぎ座特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた18戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、潮騒特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って6着に終わった。

8月4日、連闘で迎えた19戦目は、ハンデ戦のブルーライト賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた20戦目は、はくちょう座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

9月17日、中3週で迎えた21戦目は、虎ノ門特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。