ヤーチャイカ（1990年生、母レディパイロット）

ヤーチャイカ（1990年3月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーザンテースト（当時19歳）と交配したレディパイロットが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地8戦1勝、地方20戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

松永善晴厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

6月12日、デビュー戦は松永昌博騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のチョウカイマドンナに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

7月3日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定4歳500万下のなでしこ賞（京都芝1800m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下の筑紫特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で松永昌博騎手（2戦1勝）。18頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永昌博騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に敗れた。

8月15日、連闘で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で松永昌博騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に終わった。

4歳（1994年）

7月3日、約10か月半の休養明けで迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた7戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての16番人気で16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

9月17日、中5週で迎えた9戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた10戦目は、一般（盛岡ダート1100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったプレスアップピンクから4馬身差の2着となった。

10月16日、中1週で迎えた11戦目は、一般（盛岡ダート1100m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月30日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、一般（盛岡ダート1100m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本浩司騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた13戦目は、一般（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本浩司騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1995年）

1月4日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、長谷川太行騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月9日、約3か月の休み明けで迎えた15戦目は、一般B3ロ（三条ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川太行騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた16戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた17戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は長谷川太行騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた18戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川太行騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた19戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般B3ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は長谷川太行騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川太行騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で長谷川太行騎手（6戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3ハ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長谷川太行騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた24戦目は、廣井真砂海騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（三条ダート1600m 曇/重）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3イ（三条ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は長谷川太行騎手（8戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川太行騎手（9戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1イ（三条ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は廣井真砂海騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた28戦目は、一般C1ロ（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は長谷川太行騎手（10戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。