アイスパイ（2007年生、母スノークイーン）

Ai Spy

2007.04.29

アイスパイ（2007年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスパイキュール（当時7歳）と交配したスノークイーンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は大平牧場。戦績は、地方7戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大平牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、レックスによって157.5万円で落札された。

小久保智厩舎（浦和）へ入厩。

3歳（2010年）

1月8日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のダナエを半馬身振り切って初白星を挙げた。

2月8日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったバトルファイターを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

3月22日、中5週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

3月30日、連闘で迎えた4戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアクアマリンフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

4月27日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るツリースマイルをクビ差だけ差し切って2勝目を獲得した。

4歳（2011年）

10月21日、約18か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた6戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、一般C3二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

11月11日、中2週で馬体重を前走から23kg絞って迎えた7戦目は、一般C3一（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。