テイーイットー（1991年生、母メルシークイン）
T.Itto
1991.02.08
テイーイットー（1991年2月8日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクライツトー（当時9歳）と交配したメルシークインが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は樫村牧場。戦績は、中央平地16戦1勝2着6回、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は1994年のアラ系4歳未勝利。
プロフィール
基本情報
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| 牡 | Nasrullah | 6*6×5 | 6.25% |
| 牡 | Nearco | 7*7*7×5*6 | 7.03% |
| 牡 | Pharos | 6×6*6*7 | 5.46% |
| 牡 | Gainsborough | 7*7×6*6 | 4.68% |
| 牡 | Blenheim | 7*7×7 | 2.34% |
| 牡 | Teddy | 7×7 | 1.56% |
| 牝 | Mumtaz Mahal | 7×7 | 1.56% |
| 牝S | Mah Mahal | 6*7 | 2.34% |
血統分類
- サイアーライン
- ゲインズバラ系
レース成績
経歴
デビュー前
岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1993年）
6月19日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（京都ダート1200m 雨/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入り込んだ。
7月3日、中1週で迎えた2戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚を見せたが、勝ったセンノエイティーにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。
7月31日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったイズミカメリアにねじ伏せられて6馬身差の2着に敗北した。
8月14日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったマルブツドールに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。
8月28日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は上村洋行騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマルタカランガーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
10月16日、中6週で迎えた6戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。
10月24日、連闘で迎えた7戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では速い脚を使えず3着に敗れた。
11月7日、中1週で迎えた8戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
11月20日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
11月27日、連闘で迎えた10戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったボールドフレアーにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。
12月19日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。
3歳（1994年）
1月16日、中3週で迎えた12戦目は、アラ系4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は飯田祐史騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。果敢に端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。
2月12日、中3週で迎えた13戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。
2月19日、連闘で迎えた14戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は西園正都騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったタマモムテキに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。
2月26日、連闘で迎えた15戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。
3月13日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西園正都騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のゴズレンポウに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
7月9日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から34kg減らして迎えた17戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、不知火賞（荒尾ダート1640m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月24日、中1週で馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた18戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、不知火賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。
4歳（1995年）
1月21日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から29kg戻して迎えた19戦目は、不知火賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は頼本盛行騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。