チェリペタル（2008年生、母コンサートピッチ）

チェリペタル（2008年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブラックホーク（当時14歳）と交配したコンサートピッチが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は富岡廣光。戦績は、地方7戦1勝2着2回。2010年の東京2歳優駿(牝S1)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

武智政明厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2010年）

8月14日、デビュー戦は山田信大騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスーパーエンジェルに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月5日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のはつかり特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた3戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のはくたか特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたビーイングッド決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

11月29日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦の雷鳥特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（3戦1勝）。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、5着を確保した。

12月31日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳S1の東京2歳優駿（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、クラーベセクレタに交わされて3馬身差の2着となった。

3歳（2011年）

9月13日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から32kg減らして迎えた7戦目は、爽秋賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。