ケンブリッジヒカリ（2012年生、母ドバイソプラノ）

ケンブリッジヒカリ（2012年1月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋光」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時9歳）と交配したドバイソプラノが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。戦績は、中央平地11戦0勝、地方5戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2015年の3歳。

経歴

デビュー前

星野忍厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

3月1日、デビュー戦は荻野琢真騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

4月26日、中7週で迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて13着に終わった。

6月6日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。18頭立ての18番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず18着に終わった。

7月11日、中4週で迎えた4戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた5戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/重）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

8月23日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

9月30日、中4週で迎えた7戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のウォーターエライに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月8日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったゴールドスティールにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

11月2日、中3週で迎えた9戦目は、3歳C9（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトーホウシルエットにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月18日、中1週で迎えた10戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

11月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、ポポテラス落成記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（4戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモミザールに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4歳（2016年）

2月7日、中9週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は杉原誠人騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は力尽きて14着に終わった。

5月15日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は長岡禎仁騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では最後まで息が続かず18着に終わった。

6月12日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

7月31日、中6週で迎えた16戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の新発田城特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が振るわず17着に終わった。