ウォーターエライ（2012年生、母ウォーターポラリス）

ウォーターエライ（2012年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋西暦４１００年頃の北極星とされる星名」。毛色は栗毛。種牡馬のステイゴールド（当時18歳）と交配したウォーターポラリスが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）本巣牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方18戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2015年の3歳。

経歴

デビュー前

岡田稲男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

11月29日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

3歳（2015年）

1月31日、中8週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

4月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

7月26日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2600m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた5戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

9月30日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したケンブリッジヒカリを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

10月9日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のプリミティブライフに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月22日、中1週で迎えた8戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったダンスオーレに詰め切れず、約12馬身差の2着に敗北した。

11月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C7（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた10戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾崎章生騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月9日、連闘で迎えた12戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾崎章生騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた13戦目は、金シャチけいば応援記念（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で尾崎章生騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

4歳（2016年）

1月1日、連闘で迎えた14戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾崎章生騎手（4戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のコスモミザールに1馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

2月3日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた15戦目は、ツリフネソウ特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で尾崎章生騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で尾崎章生騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったカフェラテに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

3月2日、中1週で迎えた17戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で尾崎章生騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた18戦目は、ガーデンふ頭賞（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で尾崎章生騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

5月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、熊本地震被災復興祈念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた20戦目は、湯涌温泉氷室開き特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた21戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったスガノタイトルに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

7月12日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2-6（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったルルマントウショウに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月26日、中1週で迎えた23戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。