ドラマティコ（2010年生、母オカノハーモニー）

ドラマティコ（2010年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「重厚で劇的な表現力を持つ声質」。毛色は栗毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時15歳）と交配したオカノハーモニーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地3戦0勝、地方45戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2014年の一般C2六。

経歴

デビュー前

佐山優厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

7月21日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。18頭立ての18番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい17着に終わった。

8月25日、中4週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた2戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

10月19日、中4週で迎えた4戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアイズオブラヴァーを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月2日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた5戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

11月16日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた6戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

11月23日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた8戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のアイズオブラヴァーに1馬身1/4の差をつけて優勝

12月15日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

12月21日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

12月29日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

4歳（2014年）

1月4日、連闘で迎えた12戦目は、仲冬レース（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

1月11日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

3月23日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

3月30日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた15戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

4月6日、連闘で迎えた16戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月13日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

4月20日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したコスモアダムを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

4月27日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったキタノハヤブサに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5月4日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

5月10日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた22戦目は、西谷泰宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

6月1日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2八（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西谷泰宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、最後はタイキハヤブサと並んで3着同着となった。

6月23日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で西谷泰宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

6月29日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西谷泰宏騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

7月6日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西谷泰宏騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

7月13日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で西谷泰宏騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

7月19日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で西谷泰宏騎手（6戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るヤマニンアンビーを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って勝利をモノにする

7月27日、連闘で迎えた29戦目は、震災復興子ども達に夢と笑顔を（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で西谷泰宏騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

8月2日、連闘で迎えた30戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

8月16日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

8月25日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって7着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた33戦目は、上田健人騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

9月8日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

9月14日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

10月6日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた39戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

10月26日、連闘で迎えた40戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月10日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

11月17日、連闘で迎えた42戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったタイキハヤブサに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月24日、連闘で迎えた43戦目は、リンゴジュース杯（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（8戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

12月1日、連闘で迎えた44戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた45戦目は、一般C2二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

12月14日、連闘で迎えた46戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

12月20日、連闘で迎えた47戦目は、一般C2三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

12月29日、連闘で迎えた48戦目は、一般C2十（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。