アットエニタイム（2007年生、母サーモンベリー）

アットエニタイム（2007年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「いつでも」。毛色は青鹿毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時10歳）と交配したサーモンベリーが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方34戦1勝2着1回。2009年の日高町獣医師会特別で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

広森久雄厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2009年）

9月17日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオペラパシコムを次元の違う末脚で交わし去り、最後は9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月6日、中2週で迎えた2戦目は、2歳オープンの日高町獣医師会特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦1勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンの未来優駿2009サッポロクラシックカップ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦1勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

12月26日、中9週で迎えた4戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

3歳（2010年）

2月6日、中5週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳500万下の春菜賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったブライティアグラスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

5月2日、中6週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦0勝）。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

5月31日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（5戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

7月11日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で戸崎圭太騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

8月1日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた11戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で戸崎圭太騎手（7戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

8月29日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で戸崎圭太騎手（8戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で戸崎圭太騎手（9戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい14着に敗れた。

12月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横川怜央騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

4歳（2011年）

1月14日、中1週で迎えた16戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた17戦目は、風花賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた18戦目は、若菜賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原良一騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

2月15日、連闘で迎えた19戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、梅酒のぱかぱか杯（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

2月24日、連闘で迎えた20戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は藤原良一騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた21戦目は、久保田泰司さんお疲れ様でした（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた22戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原良一騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

3月30日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

4月6日、連闘で迎えた24戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、一般B4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

5月26日、連闘で迎えた28戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、一般C2（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた29戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は加藤利征騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた31戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、一般C2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

7月7日、連闘で迎えた32戦目は、松川克憲定年記念（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は加藤利征騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

7月21日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、良二がさゆりに愛をさけぶ!?（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

8月11日、中2週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた34戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、中山由菜 8歳誕生日おめでとう（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

8月17日、連闘で迎えた35戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた36戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原良一騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた37戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は持原大志騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

9月29日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤利征騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。