イチフジムサシ（1989年生、母トモキヤツプ）

1989.03.21

イチフジムサシ（1989年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のキンカイチフジ（当時8歳）と交配したトモキヤツプが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は酒井 亨。戦績は、地方17戦11勝2着3回。主な勝ち鞍は1993年のほくてつ賞(A)。

経歴

デビュー前

清水博昭厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1991年）

10月22日、デビュー戦は黒木豊騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は502kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のユキノクルーザーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月8日、中6週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黒木豊騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のバトルウイナーに2馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

3歳（1992年）

4月6日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、アラ系4歳以上C2-2（金沢ダート1300m 曇/稍重）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で黒木豊騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒミノダイリンに1馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

4月21日、中1週で迎えた4戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B3-2（金沢ダート1500m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた5戦目は、つつじ賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は黒木豊騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングオブホーオンから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月31日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系4歳以上C1-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒木豊騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のミリオングラスをクビ差制して4勝目を掴み取った。

6月16日、中1週で迎えた7戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒木豊騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のエスエムセンプーに半馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

6月29日、中1週で迎えた8戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で黒木豊騎手（6戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月22日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた9戦目は、アラ系4歳以上B3-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクサンシヤレドからアタマ差の2着に甘んじた。

10月5日、中1週で迎えた10戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B3-2（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のウツミローザに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月20日、中1週で迎えた11戦目は、コスモス賞（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルセンオージャから2馬身半差の2着に敗北した。

11月2日、中1週で迎えた12戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノテンホーをクビ差制して7勝目を手にした。

11月15日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、3歳戦のアラブ大賞典（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月24日、連闘で迎えた14戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、オパール特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルセンオージャに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月6日、中1週で迎えた15戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカツメグミに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（1993年）

4月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤノボーイに3馬身の差をつけて久々の一戦を制した。

4月18日、中1週で迎えた17戦目は、ほくてつ賞（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺壮騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤノボーイに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。