シャイニークラウン（2009年生、母ブライティアガール）

シャイニークラウン（2009年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋王冠」。毛色は栗毛。種牡馬のチーフベアハート（当時16歳）と交配したブライティアガールが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はコアレススタッド。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害3戦0勝、地方8戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2013年の加賀友禅賞(一般A3以下)。

経歴

デビュー前

和田正一郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

6月23日、デビュー戦は嶋田純次騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は450kg。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

8月5日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で嶋田純次騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり16着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた3戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた4戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた5戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、抜け出したベニバナビジンにハナ差届かず2着となった。

10月27日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2五（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したブラックキャットにハナ差届かず2着に甘んじた。

11月4日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るステイローズを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月19日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るトウカイスリムを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて断然人気に応えた。

12月2日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリンガスキッドに6馬身の差をつけて3勝目を収める

12月17日、中1週で迎えた10戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のジャックスワローに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（2013年）

3月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、原田敬伍騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた12戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた13戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず14着に終わった。

6月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の清洲特別（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではいいところがなく16着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた15戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2200m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

10月30日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップサテュロス賞（名古屋ダート1900m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

11月26日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、加賀友禅賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスズカカイゼルに約15馬身の大差をつけて5勝目を獲得した。

5歳（2014年）

1月26日、中8週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた18戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月9日、中5週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月19日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。