パストヒット（1996年生、母アズマセンサー）

Past Hit

1996.06.07

パストヒット（1996年6月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のアンバーシャダイ（当時19歳）と交配したアズマセンサーが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）出羽牧場。戦績は、地方8戦4勝。主な勝ち鞍は1999年の’99ベストステッキ特別（1）。

経歴

デビュー前

小檜山悦雄厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1998年）

12月18日、デビュー戦は秋田実騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は441kg。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3歳（1999年）

1月29日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋田実騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のムテキオーロラに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月12日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で秋田実騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブレイヴに6馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

3月15日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦の’99ベストスパー特別（4）（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で秋田実騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の’99ベストステッキ特別（1）（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で秋田実騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のゴールデンパリスに4馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

4月28日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のあやめ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で秋田実騎手（5戦3勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず3着に敗れた。

4歳（2000年）

1月19日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた7戦目は、山中尊徳騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって10着に敗れた。

2月14日、中3週で迎えた8戦目は、一般C1五（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中尊徳騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のリュウンパワーを半馬身振り切って4勝目をマークした。