マッドゲイル（2000年生、母Weekend Madness）

Mad Gale

2000.04.07

マッドゲイル（2000年4月7日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。馬名の意味は「強風（母名から連想）」。毛色は鹿毛。種牡馬のGone West（当時16歳）と交配したWeekend Madnessが11歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額4,000万円（10万×400口）で一口馬主が募集された。

角居勝彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

8月11日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は530kg。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のサクセスウイッチを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、2歳オープンの萩ステークス（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦1勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

11月2日、連闘で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の百日草特別（中山芝1800m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月7日、中4週で迎えた4戦目は、2歳500万下のエリカ賞（阪神芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず3着に敗れた。

4歳（2004年）

6月26日、約19か月の休養明けで迎えた5戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝2200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後はテンジンムサシと並んで2着同着となった。

7月10日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下の和田岬特別（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。