トラストリベンジ（2004年生、母ミスクラブアップル）

トラストリベンジ（2004年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋再挑戦」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時10歳）と交配したミスクラブアップルが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）松浦牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方23戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年の4歳以上C2 11。

経歴

デビュー前

河野通文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

4月22日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は416kg。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

7月28日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/重）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

9月8日、中5週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

10月21日、中5週で迎えた4戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた5戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた6戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（2008年）

1月2日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

1月13日、中1週で迎えた9戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したインテリアトリムを捕まえ切れず、8馬身差の2着となった。

2月3日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

2月23日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上C2 29（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヴェルサイユを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

4月13日、中4週で迎えた14戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホワイトラビッシュに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月15日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（8戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で倉富隆一郎騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のハイフレンドクールをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

7月13日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉富隆一郎騎手（10戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で倉富隆一郎騎手（11戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で倉富隆一郎騎手（12戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

8月23日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で倉富隆一郎騎手（13戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

9月28日、中4週で迎えた24戦目は、3歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で倉富隆一郎騎手（14戦2勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で倉富隆一郎騎手（15戦2勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

11月24日、中5週で迎えた26戦目は、青柳健一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。