ツルマルワンダー（2001年生、母キンコーダイバー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、畔柳作次から「2002年度北海道8月市場サラブレッド1歳、2002年度北海道10月市場サラブレッド1歳」及び「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

佐々木由則厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2003年）

9月14日、デビュー戦は菅原幸弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったダブルオペラから7馬身差の2着となった。

9月29日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で菅原幸弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月27日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原幸弘騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた4戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のホープフル（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた5戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1200m 小雪/重）に出走。9頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のコウギョウロードに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月7日、中1週で迎えた6戦目は、2歳B1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は菅原幸弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた7戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳B1（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマツリダメンデスからアタマ差の2着となった。

3歳（2004年）

1月26日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では圧巻の末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

2月19日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋哲也騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

4月2日、中2週で迎えた11戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のグビャズダに2馬身半の差をつけて制した。

4月19日、中1週で迎えた12戦目は、薮口一麻騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。