ルーチェット（2018年生、母アムールブリエ）

Lucet

2018.01.22

ルーチェット（2018年1月22日）は、イギリスで生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「輝く(ラテン語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のキズナ（当時8歳）と交配したアムールブリエが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。主な勝ち鞍は2021年の3歳新馬。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 1戦1勝 [1-0-0-0/1]
• 総賞金 国内: 600万円
• 生年月日: 2018年1月22日
• 出生国: イギリス
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牝
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 松永幹夫 栗東
• 馬主: 前田幸治
• 生産者: North Hills Co. Ltd
• 抹消情報: 中央：2023年4月2日抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 半馬身

ベストレース

• レース名: 瀬戸ステークス
• 日付/馬齢: 2023年2月5日/5歳
• コース: 中京ダート1900m 左
• 着順: 6着
• オッズ/人気: 16.3倍/5番人気
• 馬番/頭数: 3番/14頭
• 天候: 晴 12.2℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/遅
• レースラップ: 平均=12.5/ラスト=13.1
• 通過順位: 10-10-10-10
• 馬体重 増減: 474kg +2
• 出走間隔: 中1週
• 騎手 斤量: 荻野極 56.0kg

血統

概要

母のアムールブリエは地方DG競走6勝（名古屋ダ[2勝:2500m],川崎ダ[2勝:2100m],門別ダ[2勝:2000m]）。祖母のヘヴンリーロマンスは中央G1・1勝（東京芝[2000m]）。父のキズナは中央G1・1勝（東京芝[2400m]）。

近親馬

• • 半伯父: アウォーディー 2010/USA/ジャングルポケット
  アウォーディー
• • 半叔父: ラニ 2013/USA/Tapit
  ラニ

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Pharamond＝Sickle	7*7×7	2.34%
牡	サンデーサイレンス	3×3	25%
牡	Hail to Reason	5×5*7	7.03%
牡	Northern Dancer	5*6×5	7.81%
牡	Native Dancer	7×5*7	4.68%
牡	Turn-to	6×6*6	4.68%
牡	Nasrullah	7×6*7*7	3.9%
牡	Nearco	7*7×7*7	3.12%
牡	Princequillo	7×7*7	2.34%
牡S	Donatello	6*7	2.34%
牝	Almahmoud	6*7×6*7	4.68%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 ディープインパクト 2002 （JPN）		サンデーサイレンス 1986 （USA）	Halo	Hail to Reason
				Cosmah
			Wishing Well	Understanding
				Mountain Flower
		ウインドインハーヘア 1991 （IRE）	Alzao	Lyphard
				Lady Rebecca
父 キズナ 2010 （JPN）			Burghclere	Busted
				Highclere
		Storm Cat 1983 （USA）	Storm Bird	Northern Dancer
				South Ocean
父の母 キャットクイル 1990 （CAN）			Terlingua	Secretariat
				Crimson Saint
		Pacific Princess 1973 （USA）	Damascus	Sword Dancer
				Kerala
			Fiji	Acropolis
				Rififi
母の父 Smart Strike 1992 （CAN）		Mr. Prospector 1970 （USA）	Raise a Native	Native Dancer
				Raise You
			Gold Digger	Nashua
				Sequence
		Classy 'n Smart 1981 （CAN）	Smarten	Cyane
				Smartaire
母 アムールブリエ 2011 （USA）			No Class	Nodouble
				Classy Quillo
		サンデーサイレンス 1986 （USA）	Halo	Hail to Reason
				Cosmah
母の母 ヘヴンリーロマンス 2000 （JPN）			Wishing Well	Understanding
				Mountain Flower
		ファーストアクト 1986 （IRE）	Sadler's Wells	Northern Dancer
				Fairy Bridge
			Arkadina	Ribot
				Natashka

血統分類

• サイアーライン: サンデーサイレンス系
• ファミリーナンバー: 13-c

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2023/03/25 中京	ダ1900m 不 小雨	鈴鹿S 3勝クラス	マリオロード 1.4	9 / 16	3枠 5番	太宰啓介	53kg	31.4	11人	15-15-15-16	36.3 / 38.5	470	-4
2023/02/05 中京	ダ1900m 良 晴	瀬戸S 3勝クラス	メイショウユズルハ 0.6	6 / 14	3枠 3番	荻野極	56kg	16.3	5人	10-10-10-10	37.9 / 37.7	474	+2
2023/01/21 中京	ダ1800m 良 晴	遠州灘S 牝3勝クラス	アーテルアストレア 0.5	4 / 15	2枠 3番	荻野極	56kg	48.3	9人	2-2-2-2	38.7 / 37.8	472	-12
2022/10/30 新潟	ダ1800m 稍 曇	鳥屋野特別 2勝クラス	(カムカム) -0.1	1 / 15	2枠 3番	石橋脩	55kg	4.8	3人	6-6-6-6	36.9 / 38.5	484	+2
2022/08/06 新潟	ダ1800m 良 晴	3歳以上2勝クラス 2勝クラス	グットディール 1.1	5 / 15	2枠 2番	北村友一	55kg	7.5	3人	7-9-9-8	40.0 / 36.1	482	+22
2022/03/26 中京	ダ1900m 重 雨	天白川特別 2勝クラス	スレイマン 1.0	5 / 14	4枠 5番	斎藤新	55kg	13.1	5人	6-6-9-8	37.5 / 37.6	460	0
2022/01/22 中京	ダ1900m 良 晴	4歳以上2勝クラス 2勝クラス	フォルテデイマルミ 0.6	3 / 9	7枠 7番	岩田望来	54kg	2.8	2人	7-6-6-6	37.6 / 38.9	460	+2
2022/01/05 中京	ダ1900m 良 晴	4歳以上2勝クラス 2勝クラス	クリノドラゴン 0.4	3 / 14	4枠 6番	坂井瑠星	54kg	7.7	4人	3-3-7-8	38.2 / 38.5	458	-2
2021/12/11 中京	ダ1900m 良 曇	犬山特別 2勝クラス	ベルジュネス 0.4	5 / 16	3枠 6番	武豊	54kg	7.3	3人	9-8-11-11	38.7 / 37.4	460	-6
2021/10/02 中京	ダ1900m 良 晴	3歳以上2勝クラス	サンライズシェリー 1.0	6 / 13	3枠 3番	岩田望来	53kg	2.6	1人	3-3-4-3	38.4 / 37.9	466	-4
2021/09/20 中京	ダ1900m 稍 曇	3歳以上1勝クラス	(カズロレアート) 0.0	1 / 13	4枠 4番	岩田望来	52kg	3.3	2人	7-7-7-7	37.7 / 36.8	470	+18
2021/01/30 中京	ダ1800m 重 晴	3歳新馬	(キャリアリズム) -0.1	1 / 9	3枠 3番	岩田望来	54kg	8.1	5人	4-4-4-4	37.1 / 39.5	452

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

松永幹夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

1月30日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は452kg。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のキャリアリズムを半馬身振り切って初白星を挙げた。

9月20日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のカズロレアートをクビ差振り切って休養明け初戦をモノにした。

10月2日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上2勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田望来騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

12月11日、中9週で迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの犬山特別（中京ダート1900m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4歳（2022年）

1月5日、中3週で迎えた5戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

1月22日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上2勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は岩田望来騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月26日、中8週で迎えた7戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの天白川特別（中京ダート1900m 雨/重）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

8月6日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた8戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

10月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの鳥屋野特別（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のカムカムをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

5歳（2023年）

1月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上3勝クラスの遠州灘ステークス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

2月5日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上3勝クラスの瀬戸ステークス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野極騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

3月25日、中6週で迎えた12戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの鈴鹿ステークス（中京ダート1900m 小雨/不良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

2023年4月2日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。