カズロレアート（2018年生、母センティナリー）

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、雅苑興業によって4,968万円で落札された。

2歳（2020年）

10月18日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったヘブンリギフトにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

12月13日、中7週で迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のタイセイシェダルに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2021年）

8月28日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、5着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたルーチェット決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

10月9日、中2週で迎えた5戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のパイプライナーに1馬身1/4の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

4歳（2022年）

6月25日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラスの鷹取特別（阪神ダート2000m 小雨/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、速いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

7月23日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの横手特別（福島ダート1700m 晴/重）に出走。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ロードインファイトにクビ差交わされて2着となった。

8月20日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラスの瀬波温泉特別（新潟ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

5歳（2023年）

5月28日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラスの與杼特別（京都ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤懸貴志騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後はバタバタになってしまい14着に敗れた。

6月24日、中3週で迎えた10戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの日野特別（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に敗れた。

8月13日、中6週で迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラスのRKB賞（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤新騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

9月9日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラスの出石特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた13戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（阪神ダート2000m 曇/重）に出走。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

12月3日、中8週で迎えた14戦目は、3歳以上2勝クラスの豊中特別（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は斎藤新騎手（3戦1勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

12月28日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上2勝クラスの春待月賞（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（4戦1勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

6歳（2024年）

1月14日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に敗れた。

3月24日、中9週で迎えた17戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神ダート2000m 雨/不良）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着を確保した。