ラビットヒリュウ（1998年生、母カタリナラビット）

ラビットヒリュウ（1998年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェネラス（当時10歳）と交配したカタリナラビットが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は片岡牧場。戦績は、地方34戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2002年のスターライト特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、片岡牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、喜多村辰子によって1,060.5万円で落札された。

長谷川三郎厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2000年）

9月17日、デビュー戦は桑島孝春騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/不良）に出走。馬体重は431kg。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（2001年）

1月3日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた4戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月15日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、一ノ瀬亨騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったオートハヤヒデから1馬身半差の2着となった。

6月17日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で一ノ瀬亨騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で一ノ瀬亨騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキアルメリアから2馬身半差の2着に敗北した。

8月14日、中5週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で一ノ瀬亨騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で一ノ瀬亨騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で一ノ瀬亨騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったミウラマドンナから3/4馬身差の2着となった。

9月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で一ノ瀬亨騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキサンシロウから4馬身差の2着となった。

10月24日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で一ノ瀬亨騎手（7戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のダンシングホーリーをハナ差制して待望の初白星を挙げた。

11月13日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の野菊特別（川崎ダート1600m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で一ノ瀬亨騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキアルメリアから4馬身差の2着に敗北した。

11月27日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で一ノ瀬亨騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のレオユウシャに2馬身の差をつけて2勝目を手にした。

12月31日、中4週で迎えた15戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で一ノ瀬亨騎手（10戦2勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（2002年）

1月29日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1六（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で一ノ瀬亨騎手（11戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月13日、中5週で迎えた17戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で一ノ瀬亨騎手（12戦2勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月30日、中6週で迎えた18戦目は、一般C1七八（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で一ノ瀬亨騎手（13戦2勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で一ノ瀬亨騎手（14戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1七八（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で一ノ瀬亨騎手（15戦2勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

9月11日、約3か月半の休み明けで迎えた21戦目は、秋祭特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で一ノ瀬亨騎手（16戦2勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた22戦目は、稲子善行騎手を鞍上に迎えて、初紅葉特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた23戦目は、スターライト特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は一ノ瀬亨騎手（17戦2勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のファイトマンに1馬身の差をつけて優勝

11月15日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で一ノ瀬亨騎手（18戦3勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で一ノ瀬亨騎手（19戦3勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月25日、中3週で迎えた26戦目は、一般C1三（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で一ノ瀬亨騎手（20戦3勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

5歳（2003年）

1月8日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1四五（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で一ノ瀬亨騎手（21戦3勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

1月27日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で一ノ瀬亨騎手（22戦3勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1三ア（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で一ノ瀬亨騎手（23戦3勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

2月25日、中1週で迎えた30戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったマリンハリケーンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3月31日、中2週で迎えた32戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた33戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は一ノ瀬亨騎手（24戦3勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で一ノ瀬亨騎手（25戦3勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。