リッチ（2009年生、母パインアキナ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、川越牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

2歳（2011年）

8月15日、デビュー戦は柏木健宏騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は457kg。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取り、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミントミョントに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月15日、中3週で迎えた2戦目は、2歳オープンの’11ゴールドジュニアー（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦1勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

10月31日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のくまたか特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

11月28日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦の雷鳥特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

12月30日、中4週で迎えた5戦目は、2歳戦のたんちょう特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柏木健宏騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

3歳（2012年）

1月18日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のフォーチュネイト寒椿特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柏木健宏騎手（5戦1勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

4月18日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳戦のフォーチュネイトアネモネ特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で柏木健宏騎手（6戦1勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で柏木健宏騎手（7戦1勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた9戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（8戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のはまなす特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（9戦1勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のゆうがお特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（10戦1勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のカンナ特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（11戦1勝）。10頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた15戦目は、本村直樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトほうせんか特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で本村直樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（12戦1勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したユカナを差し切れず、3馬身半差の2着となった。

4歳（2013年）

3月24日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた18戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（13戦1勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（14戦1勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2四五六（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は本村直樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

6月3日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2四五六（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた24戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天与の負けん性を発揮して諦めることなく走り切り、3着を確保した。

8月13日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2六七（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた26戦目は、早田功駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた27戦目は、山崎良騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は早田功駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい13着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で早田功駿騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。