ダムデミステル（2013年生、母タイキフェアレディ）

ダムデミステル（2013年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「謎の貴婦人（仏）。母系より連想。一族を代表する活躍を願って」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時16歳）と交配したタイキフェアレディが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ビクトリーホースランチ。戦績は、中央平地5戦0勝、地方33戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2017年の一般C1五。

経歴

デビュー前

大樹レーシングクラブにて総額1,200万円（3万×400口）で一口馬主が募集された。

高野友和厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

3月5日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

5月21日、中7週で迎えた3戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。

7月31日、中9週で迎えた4戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた5戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

9月23日、中4週で迎えた6戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾崎章生騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾崎章生騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で尾崎章生騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C12（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で尾崎章生騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で尾崎章生騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったマグレブに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

12月12日、中1週で迎えた12戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾崎章生騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた13戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で尾崎章生騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

4歳（2017年）

1月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で尾崎章生騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた15戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で尾崎章生騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた16戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で尾崎章生騎手（10戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般C22（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で尾崎章生騎手（11戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で尾崎章生騎手（12戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた19戦目は、一般C21（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で尾崎章生騎手（13戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

4月18日、連闘で迎えた20戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で尾崎章生騎手（14戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた21戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた22戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾崎章生騎手（15戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

5月23日、連闘で迎えた23戦目は、一般C17（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾崎章生騎手（16戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた24戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾崎章生騎手（17戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた25戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C15（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

7月23日、中4週で迎えた26戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったパールオブウエストにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

7月30日、連闘で迎えた27戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモアリーナに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月13日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、勝ったアラカントに詰め切れず、約11馬身差の2着に敗北した。

8月20日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、リードを2馬身以上キープして、で一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーアホホエミに7馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月3日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1七（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1六（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったナリタシーズンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月1日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1五（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤田弘治騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま精一杯の粘りで持ち堪えて、最後は2着のポルカに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月8日、連闘で迎えた33戦目は、一般B2二（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で藤田弘治騎手（6戦3勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

10月31日、中2週で迎えた34戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般B2六（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2七（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた36戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、おかげさまで10周年!楽天競馬賞（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた37戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、一般B2七（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

5歳（2018年）

3月27日、約3か月半の休み明けで迎えた38戦目は、翔平ちゃん誕生日おめでとう記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。