コメディパワー（1990年生、母ダッシングパワー）

コメディパワー（1990年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコウストンズクラウン（当時16歳）と交配したダッシングパワーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）加納牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着2回、地方11戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

加藤修甫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1992年）

10月11日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、セントクリスタルに3/4馬身交わされて2着となった。

11月21日、中3週で迎えた3戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

3歳（1993年）

4月4日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ヤンガースパークにハナ差交わされて2着に甘んじた。

4月24日、中2週で迎えた5戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のポットルーブルに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月27日、約7か月の休養明けで迎えた6戦目は、中野栄治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の清洲特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中野栄治騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

4歳（1994年）

1月5日、中3週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は安田富男騎手（1戦1勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

1月15日、中0週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（2戦1勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

5月7日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

7月4日、中7週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた11戦目は、岡田隆騎手を鞍上に迎えて、一般B2-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた12戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた13戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般B3-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバーソブリンに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月23日、中6週で迎えた14戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は岡田隆騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月22日、中3週で迎えた15戦目は、一般B2-4（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1995年）

4月11日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドストーンから3/4馬身差の2着となった。

10月23日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg絞って迎えた18戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた19戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた20戦目は、殿田倫之騎手を鞍上に迎えて、一般B3-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた21戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で殿田倫之騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。