タタカイノホノオ（2008年生、母フレンドパーク）

タタカイノホノオ（2008年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「闘いの炎」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のルールオブロー（当時7歳）と交配したフレンドパークが16歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は清水スタッド。戦績は、中央平地1戦0勝、地方37戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は2013年の一般C5。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

12月25日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

3歳（2011年）

1月25日、中3週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた2戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のガーネットフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

4月19日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、3歳戦のフォーチュネイトアネモネ特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

8月3日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアストレア特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

11月7日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、T6020デビュー記念（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた6戦目は、一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた7戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシルククリエイターを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

12月30日、中2週で迎えた8戦目は、一般C14（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で筒井勇介騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったジョイフルサンデーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4歳（2012年）

1月10日、中1週で迎えた9戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で筒井勇介騎手（4戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフジノシルキーを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

1月25日、中1週で迎えた10戦目は、C級チャンピオン（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で筒井勇介騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

2月17日、中2週で迎えた11戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C21（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るジョイライドを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3月1日、中1週で迎えた12戦目は、桃花特別（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

3月26日、中3週で迎えた13戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（7戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったテイエムカルチェに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月6日、中1週で迎えた14戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（8戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のフジノシルキーに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

4月26日、中2週で迎えた15戦目は、C級チャンピオン（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた16戦目は、一般C8（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（9戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた17戦目は、一般C9（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（10戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた18戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（11戦3勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

7月12日、中3週で迎えた19戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で筒井勇介騎手（12戦3勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で筒井勇介騎手（13戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月31日、中5週で迎えた21戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で筒井勇介騎手（14戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、オグリピッコロにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月13日、中1週で迎えた22戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したカネトシグレースを差し切れず、2馬身差の2着となった。

10月11日、中3週で迎えた23戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた24戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（15戦3勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた25戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた26戦目は、一般C7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月27日、中4週で迎えた27戦目は、かさオク・サンクス賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（16戦3勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

5歳（2013年）

1月8日、中1週で迎えた28戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（17戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったカレンナヒトミに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

1月25日、中1週で迎えた29戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた30戦目は、FC岐阜練習場ありがとう記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（18戦3勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた31戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（19戦3勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた32戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C7（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキョウワアライヴを強烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて優勝

3月25日、中1週で迎えた33戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、ヒヤシンス特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた34戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカレンナヒトミを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて6勝目を手に入れた。

4月26日、中1週で迎えた35戦目は、花吹雪特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（2戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったプラチナスレッドに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月16日、中2週で迎えた36戦目は、小瀬賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したパープルダイガクにクビ差届かず2着に甘んじた。

5月30日、中1週で迎えた37戦目は、日本ライン賞（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

6月27日、中3週で迎えた38戦目は、マックル賞（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。