モエレマッドネス（2004年生、母スターマッドネス）

モエレマッドネス（2004年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のデュラブ（当時22歳）と交配したスターマッドネスが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村幸廣。戦績は、中央平地1戦0勝、地方19戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

黒川武厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

10月12日、デビュー戦は千葉津代士騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は486kg。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカゼノケンシロウに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月8日、中3週で迎えた2戦目は、2歳オープンのマヤノトップガン賞（札幌(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦1勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

3歳（2007年）

1月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳T1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

2月10日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、3歳500万下の寒桜賞（京都芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい11着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳地方重賞の園田ユースカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた6戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧毅騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧毅騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

5月3日、中3週で迎えた8戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

12月3日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた9戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 雨/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、ハイペースで集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のインデアンドーターを3/4馬身振り切って久々の実戦を物にした。

4歳（2008年）

1月9日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で白田日出夫騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で白田日出夫騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

3月5日、中3週で迎えた12戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C2五アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

4月3日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

5月7日、中4週で迎えた14戦目は、一般C2五アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したリバーホークに3/4馬身届かず2着に敗北した。

6月11日、中4週で迎えた15戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のベニバナに1馬身3/4の差をつけて勝利をモノにする

7月18日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2二ア（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で繁田健一騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のビーコンヒルを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

9月23日、中9週で迎えた18戦目は、海神特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で繁田健一騎手（6戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、忙しいペースで一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、フリートウェーブに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月21日、中3週で迎えた19戦目は、上冬特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で繁田健一騎手（7戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

11月25日、中4週で迎えた20戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。