スマイリーアサシン（2006年生、母Invernadora）

スマイリーアサシン（2006年7月17日）は、アルゼンチンで生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「笑顔の暗殺者」。毛色は鹿毛。種牡馬のサンダーガルチ（当時14歳）と交配したInvernadoraが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地3戦0勝、地方14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の一般C25。

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

3月21日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は410kg。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

4月19日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

8月1日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

8月27日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、清家義徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

9月3日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で清家義徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のなおみん誕生日おめでとぅ～（名古屋ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で清家義徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、スマートマグナムに交わされて2馬身差の2着となった。

9月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で清家義徳騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

10月14日、中1週で迎えた8戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

10月21日、連闘で迎えた9戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の勝亦哲也くん退職記念（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

11月17日、中3週で迎えた10戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

12月1日、中1週で迎えた11戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

12月8日、連闘で迎えた12戦目は、祝!幸希君誕生1周年記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた13戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

12月31日、連闘で迎えた14戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

4歳（2010年）

1月11日、中1週で迎えた15戦目は、せれくとカップ馬ピグ部集合記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた16戦目は、一般C25（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のトヨナリを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

2月1日、連闘で迎えた17戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。