リキサンキング（1983年生、母アストモア）

リキサンキング（1983年6月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサンシヤインシテイ（当時6歳）と交配したアストモアが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）中川牧場。戦績は、中央平地19戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1987年の三里塚特別(900万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

畠山重則厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

1月25日、デビュー戦は4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。鞍上は田面木博公騎手。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

2月16日、4歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

3月22日、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

4月12日、4歳未勝利（中山ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は谷中公一騎手。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったエドモンスターをクビ差捉え切れず2着となった。

4月29日、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れ味光る末脚を披露し、3着に入った。

5月11日、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のツジノダンサーに2馬身半の差をつけて勝利をモノにした。

6月8日、4歳以上400万下の襟裳特別（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

6月28日、4歳以上400万下（札幌ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

7月26日、4歳以上400万下（札幌ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田政人騎手。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

12月7日、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田政人騎手。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

12月20日、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は谷中公一騎手。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

4歳（1987年）

1月5日、5歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

2月15日、5歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

2月28日、ハンデ戦で5歳以上900万下の筑波山特別（中山芝2500m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は東信二騎手。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、ストームボーイに半馬身交わされて2着となった。

3月14日、5歳以上900万下の安房特別（中山芝2500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で東信二騎手。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

4月4日、ハンデ戦で5歳以上900万下の三里塚特別（中山芝2500m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で東信二騎手。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のレイレナードに1馬身の差をつけて勝利を挙げた。

4月29日、5歳以上900万下の陣馬特別（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、レイレナードに交わされて2馬身半差の2着となった。

5月16日、ハンデ戦で5歳以上900万下の金峰山特別（東京芝2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は東信二騎手。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

6月6日、5歳以上900万下の雲取山特別（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。