ロビンソンブーン（1984年生、母ナニワスタン）

ロビンソンブーン（1984年2月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時11歳）と交配したナニワスタンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）キタジョファーム。戦績は、中央平地7戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1988年の5歳以上400万下。

経歴

デビュー前

斉藤義美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

5月17日、デビュー戦は斉藤博美騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 雨/稍重）に出走。馬体重は522kg。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい13着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた2戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、イコマリュウオーに半馬身交わされて2着となった。

6月20日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤博美騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハッピーガーランドに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（1988年）

1月31日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤博美騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで崩れずに走り抜いたが、ワカセイコーに交わされて7馬身差の2着に敗北した。

2月14日、中1週で迎えた5戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤博美騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる形となり、リードを2馬身以上確保して、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、テンザンヒムカに半馬身交わされて2着に敗北した。

3月6日、中2週で迎えた6戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤博美騎手（4戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のコクサイアローに6馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月19日、中1週で迎えた7戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下の庄内川特別（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。