タニノマルス（1987年生、母ハチノレデイ）
Tanino Mars
1987.04.16
タニノマルス（1987年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のクライムカイザー（当時14歳）と交配したハチノレデイが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は米田 正博。戦績は、中央平地8戦0勝、地方16戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1991年の一般D3ホ。
経歴
デビュー前
荒木静雄厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1990年）
4月21日、デビュー戦は天間昭一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。
5月12日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。
6月17日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、中島敏文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に終わった。
7月8日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島敏文騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。
7月22日、中1週で迎えた5戦目は、五十嵐久騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。
8月12日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で五十嵐久騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。
9月2日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で五十嵐久騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。
9月30日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で五十嵐久騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。
12月4日、中8週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた9戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（上山ダート1250m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4歳（1991年）
4月22日、約4か月半の休養明けで迎えた10戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般D3ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月5日、中1週で迎えた11戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月19日、中1週で迎えた12戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。
6月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般D3ホ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月16日、中1週で迎えた14戦目は、一般D3ホ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のツキノアンザラに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
7月1日、中1週で迎えた15戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。
7月28日、中3週で迎えた16戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキリーダーから1馬身半差の2着に敗北した。
8月18日、中2週で迎えた17戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサカガーネットからクビ差の2着となった。
9月2日、中1週で迎えた18戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で関本淳騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
9月30日、中3週で迎えた19戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で関本淳騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月14日、中1週で迎えた20戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で関本淳騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月27日、中1週で迎えた21戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で関本淳騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月11日、中1週で迎えた22戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で関本淳騎手（11戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月24日、中1週で迎えた23戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。
12月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は関本淳騎手（12戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。