フロスティグレイ（2019年生、母ラトーナ）

Frosty Gray

2019.04.13

フロスティグレイ（2019年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「4月13日の誕生色。本馬の生年月日より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時10歳）と交配したラトーナが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2023年のファイナルレース(一般C3-8)。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額2,400万円（4.8万×500口）で一口馬主が募集された。

宮田敬介厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

9月5日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は466kg。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

11月14日、中9週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後はタレてしまい13着に敗れた。

3歳（2022年）

3月20日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/重）に出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

5月1日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は野中悠太郎騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

7月30日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

2022年8月3日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月9日、中9週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた6戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、一般C3 16（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3 14（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた8戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、一般C3 15（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3 15（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

12月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、鴨見カモミ生誕特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、4着を確保した。

12月17日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた11戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、メイショウウキグモに交わされて1馬身半差の2着となった。

12月31日、中1週で迎えた12戦目は、C3-12（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で多田羅誠也騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

4歳（2023年）

1月10日、中0週で迎えた13戦目は、ファイナルレース（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で多田羅誠也騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

1月18日、連闘で迎えた14戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、マモノ社長に感謝特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

デビュー前

シルクホースクラブにて総額2,400万円（4.8万×500口）で一口馬主が募集された。

工藤真司厩舎（高知）へ入厩。

1月31日、中1週で迎えた15戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

2月8日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（8戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

2月14日、連闘で迎えた17戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は林謙佑騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

2月21日、連闘で迎えた18戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（9戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた19戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のホシハタノキセキに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月14日、連闘で迎えた20戦目は、アテツマンサク特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は林謙佑騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

3月21日、連闘で迎えた21戦目は、春風颯おめでとう特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（10戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3-6（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（11戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

4月29日、中4週で迎えた23戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金山昇馬騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、クリノハーヴィーに半馬身交わされて2着となった。

6月11日、中1週で迎えた26戦目は、こぐま座特選（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で金山昇馬騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた27戦目は、夏至特選（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で金山昇馬騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。