コスモプーカ（2006年生、母Fairy Story）

コスモプーカ（2006年10月6日）は、オーストラリアで生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋馬の妖精」。毛色は鹿毛。種牡馬のRed Ransom（当時19歳）と交配したFairy Storyが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦0勝、地方39戦3勝。主な勝ち鞍は2010年のホテル東日本盛岡杯(一般C2三)。

経歴

デビュー前

清水利章厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

3月14日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り小雨/重）に出走。馬体重は442kg。15頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた2戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に49kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

7月4日、中8週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/重）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で伊藤工真騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

8月6日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

8月12日、連闘で馬体重を前走から5kg絞って迎えた6戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

9月3日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

9月16日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた9戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

10月17日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

10月25日、連闘で迎えた11戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

11月14日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

11月21日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

12月5日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

12月27日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

4歳（2010年）

1月2日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で阿部英俊騎手（8戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミカミラクルに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月9日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で阿部英俊騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

1月26日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C26（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた22戦目は、熊本県畜産連合会杯（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月16日、連闘で迎えた23戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた24戦目は、K2さんニコデビュウ乙!杯（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月21日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

4月3日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2十（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（10戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（11戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

5月4日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

5月9日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた30戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（12戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

5月17日、連闘で迎えた31戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のコーネルタテヤマに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月30日、中1週で迎えた32戦目は、日本料理対い鶴杯（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

6月6日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

6月13日、連闘で迎えた34戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

6月21日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

6月27日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた37戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

7月11日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて6着に終わった。

7月19日、連闘で迎えた39戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、ホテル東日本盛岡杯（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではグイグイと末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のアネモスダンサーに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月26日、連闘で迎えた40戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

8月1日、連闘で迎えた41戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

8月9日、連闘で迎えた42戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた43戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C1十二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。