ミカミラクル（2006年生、母ピーチブルーム）

ミカミラクル（2006年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「微小触媒の不思議」。毛色は栗毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時14歳）と交配したピーチブルームが19歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方21戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の4歳以上C2 19。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

12月20日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は426kg。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

3歳（2009年）

1月24日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

3月1日、中4週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は小野次郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず16着に終わった。

5月3日、中8週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は宮崎北斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり16着に終わった。

6月21日、中6週で迎えた5戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では見所を作れず16着に終わった。

8月9日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。16着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた7戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた8戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

10月24日、連闘で迎えた10戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、未知の駒会メンバーズカップ（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

11月14日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

11月21日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

11月28日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

12月5日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で南郷家全騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

12月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で南郷家全騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

12月27日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で南郷家全騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2010年）

1月2日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で南郷家全騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコスモプーカを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

1月9日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で南郷家全騎手（9戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したケージーアカシアを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月20日、中5週で迎えた20戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

2月28日、連闘で迎えた21戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 34（佐賀ダート900m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のタクトフルを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

3月21日、連闘で迎えた23戦目は、4歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で長田進仁騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で長田進仁騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。