ホウライアカデミー（1995年生、母クニノキヨコ）

ホウライアカデミー（1995年4月19日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のシャーラスタニ（当時12歳）と交配したクニノキヨコが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は田中孝行。戦績は、中央平地30戦3勝2着3回、地方12戦0勝。2001年のオパールオープン(一般A)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

坂田正行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

7月4日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

8月2日、中3週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のプレミアムバラードを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

9月5日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

9月12日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、4歳以上500万下の能勢特別（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦1勝）。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた5戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のトウカイテネシーに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

12月6日、中1週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の天竜川特別（中京芝2500m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は秋山真一郎騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた10戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の猪名川特別（阪神芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

4歳（1999年）

1月16日、中3週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下の八坂特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（5戦2勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

4月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（6戦2勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

7月18日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上500万下の日田特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（7戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の筑後川特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のエイシンコランダムを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

9月5日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下の不知火特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（5戦1勝）。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヒシピナクルに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月9日、中4週で迎えた16戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の雄国沼特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の渡利特別（福島芝1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。

12月4日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の柳川特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた19戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の日豊特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい18着に終わった。

5歳（2000年）

5月28日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた20戦目は、5歳以上900万下の有松特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

7月1日、中4週で迎えた21戦目は、5歳以上900万下の三木特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、伸びてきたメジロダーウィン決め手に屈してクビ差の2着となった。

7月15日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上900万下の西日本スポーツ杯（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（8戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

8月12日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上900万下の玄海特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋山真一郎騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって7着に敗れた。

9月10日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上900万下の野分特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で秋山真一郎騎手（10戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の夕月特別（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で秋山真一郎騎手（11戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

6歳（2001年）

5月13日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、4歳以上900万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で秋山真一郎騎手（12戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて7着に敗れた。

6月16日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた27戦目は、4歳以上900万下の三田特別（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で秋山真一郎騎手（13戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

7月14日、中3週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた28戦目は、3歳以上1000万下の小倉城特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で秋山真一郎騎手（14戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上1000万下の九州スポーツ杯（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で秋山真一郎騎手（15戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったスプリングチケットにねじ伏せられて5馬身差の2着となった。

8月19日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上1000万下の玄海特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で秋山真一郎騎手（16戦1勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。

10月1日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた31戦目は、小瀬良昌騎手を鞍上に迎えて、ハナノキ特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた32戦目は、キンモクセイ特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小瀬良昌騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月2日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた33戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、オパールオープン（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた34戦目は、トパーズオープン（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7歳（2002年）

1月2日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、ハンデ地方重賞の新春盃（中京(地)ダート1000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた36戦目は、ガーネットオープン（名古屋ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた37戦目は、アメジストオープン（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月28日、約5か月の休み明けで迎えた38戦目は、地方重賞のスプリンター争覇（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で横井将人騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた39戦目は、天の川特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で横井将人騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた40戦目は、地方重賞の名港盃（名古屋ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で横井将人騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた41戦目は、サマースプリント（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で横井将人騎手（8戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた42戦目は、サードニクスオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で横井将人騎手（9戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。