ダノンデサイル（2021年生、母トップデサイル）

ダノンデサイル（2021年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のエピファネイア（当時11歳）と交配したトップデサイルが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。2024年の日本ダービー（東京優駿）(G1)に勝利した他、2024年の京成杯(G3)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、ダノックスによって1億4,850万円で落札された。

安田翔伍厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

10月9日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 雨/稍重）に出走。馬体重は504kg。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出したが、4着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシルヴァリームーンを上がり2位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

11月25日、中3週で迎えた3戦目は、2歳G3の京都2歳ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3歳（2024年）

1月14日、中6週で迎えた4戦目は、3歳G3の京成杯（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のアーバンシックを3/4馬身振り切って初の重賞タイトルを手中に収めた。

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、ダノックスによって1億4,850万円で落札された。

安田翔伍厩舎（栗東）へ入厩。

4月14日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳G1の皐月賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。17頭立ての16番ゲートからスタート。競走除外となった。

5月26日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳G1の日本ダービー（東京優駿）（東京芝2400m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で横山典弘騎手（4戦2勝）。17頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のジャスティンミラノに2馬身の差をつけて3歳馬の頂点を極めるく

10月20日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、3歳G1の菊花賞（京都芝3000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横山典弘騎手（5戦3勝）。18頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、6着に終わった。