アジュディナキリ（1995年生、母スイートエリー）

アジュディナキリ（1995年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時8歳）と交配したスイートエリーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）飛野牧場。戦績は、地方27戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の一般C1七八九。

経歴

デビュー前

菅原秀雄厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1998年）

6月3日、デビュー戦は佐宗応和騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 雨/重）に出走。馬体重は513kg。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマツノシーキングを次元の違う末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

7月8日、中4週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐宗応和騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

4歳（1999年）

2月9日、約7か月の休み明けで迎えた3戦目は、5歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐宗応和騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のタカノブーケに3馬身の差をつけて休み明けの一戦を制した。

3月1日、中2週で迎えた4戦目は、一般C2八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐宗応和騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のカツノリテンダーに3馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

4月15日、中5週で迎えた5戦目は、一般C2四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐宗応和騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2四五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐宗応和騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のグランカバージョンをクビ差振り切って4勝目を収める

5月27日、中2週で迎えた7戦目は、一般C1七八九（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐宗応和騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキョウドーエリートに6馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

6月24日、中3週で迎えた8戦目は、一般C1五六七（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で佐宗応和騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、ビーマインに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

7月6日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1四五六（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で佐宗応和騎手（8戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、2着となった。

7月24日、中2週で迎えた10戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、アルテミス特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に敗れた。

8月26日、中4週で迎えた11戦目は、郷間隆騎手を鞍上に迎えて、はくちょう座特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

9月30日、中4週で迎えた12戦目は、田辺弘騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

11月21日、中4週で迎えた14戦目は、近藤二郎騎手を鞍上に迎えて、水都特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた15戦目は、畜産フェア特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で近藤二郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

5歳（2000年）

2月7日、中7週で迎えた16戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。12着に敗れた。

2月17日、中0週で迎えた17戦目は、佐藤正人騎手を鞍上に迎えて、フラワーライン特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

5月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1六七八（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず13着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた20戦目は、柿本政男騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柿本政男騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

7月9日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、夏木立特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柿本政男騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた23戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の九十九里特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた24戦目は、オーガスト特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は柿本政男騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

8月18日、連闘で迎えた25戦目は、ハンデ戦の渚特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿本政男騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

9月21日、中4週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の白露特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿本政男騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた27戦目は、真鶴岬特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柿本政男騎手（6戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。14着に終わった。