サンライズシーザー（1986年生、母ロングジエスト）

サンライズシーザー（1986年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時14歳）と交配したロングジエストが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）岡崎牧場。戦績は、中央平地15戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

武邦彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

1月28日、デビュー戦は原田聖二騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

2月4日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月22日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマドンナガールを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月21日、中3週で迎えた4戦目は、内田国夫騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下のこでまり賞（阪神芝1200m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた5戦目は、4歳400万下（阪神芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

7月2日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、4歳400万下のえのき賞（中京芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（2戦1勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったホットンナスティーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月2日、中8週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた7戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は原田聖二騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

9月23日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、4歳以上400万下の芦屋川特別（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は武豊騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下の堀川特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下の逢坂山特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた11戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の清洲特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた12戦目は、松永昌博騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の吹田特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

4歳（1990年）

7月21日、約7か月の休養明けで迎えた13戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（6戦1勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（7戦1勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

8月11日、連闘で迎えた15戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。