シルバーストーン（2004年生、母ウインクアットデエンジャー）

シルバーストーン（2004年2月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「銀＋石」。毛色は鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時9歳）と交配したウインクアットデエンジャーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）タイヘイ牧場。戦績は、中央平地7戦2勝、地方26戦1勝2着1回。2006年のフェニックス賞(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

瀬戸口勉厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

7月2日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 曇/不良）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るキングスベリーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月5日、中4週で迎えた2戦目は、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のシャルマンレーヌを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

9月3日、中3週で迎えた3戦目は、2歳G3の小倉2歳ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に敗れた。

3歳（2007年）

11月4日、約14か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳以上1600万下の京洛ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で福永祐一騎手（3戦2勝）。18頭立ての12番人気で大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた5戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下の納屋橋ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が上がってしまい17着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下の仲冬ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい14着に終わった。

4歳（2008年）

1月20日、中4週で迎えた7戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の石清水ステークス（京都芝1600m 外回り小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後は力尽きて15着に終わった。

5月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、ライラック特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヴィエントバイラーに1馬身半の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

6月4日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた9戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、合歓の木特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

7月2日、中3週で迎えた10戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、磯ノ木特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、勝ったテーマミュージックにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

7月18日、中1週で迎えた11戦目は、くすの木特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

9月4日、中6週で迎えた12戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の園田チャレンジカップ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた13戦目は、けやき特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手が足りず3着に敗れた。

10月16日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた14戦目は、地方重賞のスプリント（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

5歳（2009年）

3月17日、約5か月の休養明けで迎えた15戦目は、桃花特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

4月23日、中4週で迎えた16戦目は、八重桜特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた17戦目は、大山桜特別（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた18戦目は、花水木特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で安部幸夫騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

6月10日、中2週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた19戦目は、竹田吉秀騎手を鞍上に迎えて、房の国オープン（船橋ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

6月18日、連闘で馬体重を前走から19kg戻して迎えた20戦目は、合歓の木特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹田吉秀騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

6月25日、連闘で迎えた21戦目は、白山特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹田吉秀騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

7月2日、連闘で迎えた22戦目は、アベリア特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で竹田吉秀騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた23戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で竹田吉秀騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた24戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、JBCカウントダウン83 青桐特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた25戦目は、唐松特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は竹田吉秀騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

9月9日、連闘で迎えた26戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は持原大志騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

9月17日、連闘で迎えた27戦目は、しろばな萩特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は竹田吉秀騎手（6戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

9月24日、連闘で馬体重を前走から11kg増やして迎えた28戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹田吉秀騎手（7戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

10月1日、連闘で迎えた29戦目は、山萩特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹田吉秀騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた30戦目は、一般A3a（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹田吉秀騎手（9戦0勝）。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

10月13日、連闘で迎えた31戦目は、名古屋チャレンジカップケレス賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹田吉秀騎手（10戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

10月22日、連闘で馬体重を前走から15kg減らして迎えた32戦目は、かえで特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹田吉秀騎手（11戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

11月3日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた33戦目は、名古屋オールカマー（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は持原大志騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。