ブリリアングリーン（1998年生、母マウイリイフォーゴールド）

ブリリアングリーン（1998年5月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時12歳）と交配したマウイリイフォーゴールドが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）キヨタケ牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方24戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は2002年の一般C2。

経歴

デビュー前

グリーンファーム愛馬会にて総額3,800万円（19万×200口）で一口馬主が募集された。

富田一幸厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

6月16日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。馬体重は484kg。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

7月22日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では賦性の闘志でゴールまで落伍することなく走り切ったがが、6着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた4戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

10月6日、中5週で迎えた6戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた7戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の白樺特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月18日、中4週で迎えた8戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の野地特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

12月24日、中4週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた9戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2002年）

1月4日、中1週で迎えた10戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月6日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた12戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のデビットフォンテンに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月3日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた14戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカノロイヤルからクビ差の2着に甘んじた。

6月8日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は村松学騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルイシシャダイに2馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

7月21日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオリオンザロマンに7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月5日、中1週で迎えた19戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のラフレシアハッピーに1馬身1/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月24日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったイスズラブリーから9馬身差の2着に敗北した。

9月7日、中1週で迎えた21戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のテルイクセルに4馬身の差をつけて優勝

9月23日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカネトシモンジュをクビ差制して6勝目を収める

10月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったイスズオッジから1馬身半差の2着に敗北した。

10月27日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（8戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャンハイリーダから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月11日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後はタカノアピールと並んで7着同着となった。

12月8日、中3週で迎えた26戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた27戦目は、山崎進騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2003年）

1月2日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎進騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月12日、中0週で迎えた29戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎進騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカツノダイスターから4馬身差の2着に敗北した。

4月5日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から17kg減らして迎えた30戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎進騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた31戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎進騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。