野地特別

レース展開

スズクローズアップが集団を引っ張る形、僅差の2番手にニョイリンパワーが続く

スズクローズアップが果敢に端をきり、体半分のリードで集団を引っ張っていく。2番手にニョイリンパワーが続く。そのあと、ブリリアングリーンが3番手の絶好位につける。その直後、ユメフブキは好位に収まる。先団後ろのポジションにいるのはカネツダンサーとドクターハーン。その1馬身後ろ、ウイングエースとシアトルトリップは中団前め。テイクユアマークは中団馬群のちょうど真ん中を追走。2馬身以上差があって、カリビアンダンサーは中団後方の位置取り。その後ろ、テイクモアが11番手。シメニブライアンとノースアデレイドは後方4番手に待機して前の動きを静観。後方3番手でじっくりと運ぶのはマーベラスプラン。殿にダイワウインダムとエクスサンダーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

野地特別、テイクユアマークが直線入り口で好位集団に並びかけるアグレッシブなレーススタイルで待望の初勝利を挙げる

先頭はスズクローズアップでリードは体半分。2番手にニョイリンパワーとユメフブキが続く。その直後、シアトルトリップとテイクユアマークが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手から抜け出したのは1番人気のユメフブキ。そのまま押し切る態勢だったが、好位にいたテイクユアマークが圧倒的な末脚を弾けさせてユメフブキを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールを走り抜けた。2着のユメフブキから1馬身3/4差の3着には、4番手の位置からパワフルな末脚を発揮したシアトルトリップが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、中団で直線を迎えたテイクモアが入線、さらに3/4馬身差の5着には、後方3番手にいたエクスサンダーが食い込んだ。