ディーズトムボーイ（2007年生、母ムジュリ）

ディーズトムボーイ（2007年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋男勝りの。元気一杯にターフを駆け巡って欲しい」。毛色は青毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時15歳）と交配したムジュリが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方20戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の一般C2六。

経歴

デビュー前

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

11月7日、デビュー戦は小野寺祐太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は406kg。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

12月27日、中6週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

3歳（2010年）

2月6日、中5週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

6月19日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

7月26日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、グレートビンテージに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

8月15日、中2週で迎えた6戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったライオネスにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

8月28日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したキタノテリフィックにアタマ差届かず2着に甘んじた。

9月5日、連闘で迎えた8戦目は、みやぎ・仙台大会杯（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

9月12日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で内田利雄騎手（4戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のドリームオブスターに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月26日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田利雄騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた11戦目は、二戸産南部かしわレース（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で内田利雄騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり5着に敗れた。

10月18日、連闘で迎えた12戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

10月23日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた14戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

11月15日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

11月21日、連闘で迎えた16戦目は、JA岩手ふるさとモーちゃん杯（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

11月28日、連闘で迎えた17戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見所を作れず10着に終わった。

4歳（2011年）

1月3日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

5月15日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた21戦目は、がんばろう石巻（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

5月22日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菊地康朗騎手（4戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず3着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊地康朗騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊地康朗騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。