ブラックドーン（2014年生、母ブリガドーン）

ブラックドーン（2014年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「黒い夜明け」。毛色は鹿毛。種牡馬のクロフネ（当時16歳）と交配したブリガドーンが16歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地5戦1勝、中央障害2戦0勝。主な勝ち鞍は2017年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

黒岩陽一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

1月15日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は522kg。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のブリスアンドラックに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月20日、中8週で迎えた2戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

5月20日、中8週で迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

4歳（2018年）

1月14日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート2400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

2月11日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた5戦目は、4歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい13着に終わった。

5月13日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた6戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内小雨/良）に出走。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月30日、中6週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた7戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月11日、約5か月半の休養明けで迎えた8戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、師走特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。

5歳（2019年）

1月9日、中3週で迎えた9戦目は、福寿草賞（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中田貴士騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

3月12日、中8週で迎えた10戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中田貴士騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

10月30日、約7か月半の休養明けで迎えた11戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中田貴士騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。