ゼンテイバンリ（2012年生、母イズミコマンダー）

ゼンテイバンリ（2012年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスズカマンボ（当時11歳）と交配したイズミコマンダーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）タガミファーム。戦績は、地方29戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年のオータムライト級カップ1。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2014年）

5月29日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

6月26日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。

7月10日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた4戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた5戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく3着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったビクトリーローズに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月11日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は水野翔騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のオータムライト級カップ1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のドクトルレヒトミユを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

11月17日、中5週で迎えた10戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、2歳B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた11戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、2歳B1（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた12戦目は、2歳B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

3歳（2015年）

1月1日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

1月26日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた14戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

2月18日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた15戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた16戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のあやめ賞（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた18戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の日高賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた19戦目は、3歳戦の新食感!岩手・盛岡純米めん賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（4戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦のせんまや気仙沼街道まつり賞（盛岡ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた21戦目は、3歳地方重賞の岩手ダービーダイヤモンドカップ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂口裕一騎手（6戦0勝）。6頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた22戦目は、3歳戦のジョージア賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で坂口裕一騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた23戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で坂口裕一騎手（8戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた24戦目は、3歳戦の奥州水沢夏まつり賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で坂口裕一騎手（9戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた25戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のひまわり賞（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で坂口裕一騎手（10戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では非凡な末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

8月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、一般B2二（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で坂口裕一騎手（11戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

9月7日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた27戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般B2四（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2四（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（12戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた29戦目は、北三陸高校賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は小林凌騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。