ベルアバウンド（1987年生、母ダンシングレビン）

経歴

デビュー前

3歳（1990年）

1月28日、デビュー戦は吉沢宗一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るセントラルジョオーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月18日、中2週で迎えた2戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

10月20日、約8か月の休養明けで迎えた3戦目は、中野栄治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい7着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた4戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉沢宗一騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を繰り出し、4着に入った。

12月23日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

4歳（1991年）

1月15日、中2週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉沢宗一騎手（4戦1勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉沢宗一騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

2月16日、中2週で迎えた9戦目は、国兼正浩騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/重）に出走。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

3月9日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は吉沢宗一騎手（6戦1勝）。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

4月6日、中3週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（7戦1勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、4着に入った。

5月11日、中4週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中野栄治騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた13戦目は、小島太騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は吉沢宗一騎手（8戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1200m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉沢宗一騎手（10戦1勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で吉沢宗一騎手（11戦1勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

10月20日、中7週で迎えた18戦目は、神保忠三騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた19戦目は、星川兼一郎騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（1992年）

1月15日、中7週で迎えた20戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマツノテイオーに1馬身半の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

2月14日、中3週で迎えた21戦目は、アメジスト特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキンコースナイパーをクビ差制して優勝

2月27日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のバトルゴダイバに1馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

3月7日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシンオリエントに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月23日、中1週で迎えた24戦目は、神田特別（大井ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で金子正彦騎手（4戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月28日、中8週で迎えた25戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で金子正彦騎手（5戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

8月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた26戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で金子正彦騎手（6戦4勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（1993年）

5月25日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた27戦目は、米元圭騎手を鞍上に迎えて、京葉特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた28戦目は、麻綿原特別（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米元圭騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月27日、中6週で迎えた29戦目は、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米元圭騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

8月3日、連闘で迎えた30戦目は、長沢博騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月26日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた31戦目は、こぐま座特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で長沢博騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。13着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた32戦目は、初風特別（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で長沢博騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月1日、中3週で迎えた33戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で長沢博騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた34戦目は、コサージュ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長沢博騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた35戦目は、三軒茶屋特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長沢博騎手（5戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた36戦目は、冬木立特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で長沢博騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた37戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で長沢博騎手（7戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月20日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で長沢博騎手（8戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7歳（1994年）

1月3日、中1週で迎えた39戦目は、一般C3二三（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で長沢博騎手（9戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月11日、中5週で迎えた40戦目は、一般C3二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で長沢博騎手（10戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。

2月22日、中1週で迎えた41戦目は、一般C3一（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で長沢博騎手（11戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた42戦目は、鎌ケ谷特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で長沢博騎手（12戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた43戦目は、一般C3二（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で長沢博騎手（13戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。