ロトスナイパー（2002年生、母ダンジグフエイブル）

ロトスナイパー（2002年2月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋狙撃者。鋭い決め手を持った馬になれるように」。毛色は鹿毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時7歳）と交配したダンジグフエイブルが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）小島牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方4戦4勝。主な勝ち鞍は2006年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

成島英春厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

1月9日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

4月24日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい6着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい15着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

4歳（2006年）

2月4日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から40kg増やして迎えた5戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネルドルークに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月18日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のポルックスに4馬身の差をつけて優勝

10月29日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオオシマセイラーに8馬身の差をつけて久しぶりの実戦をモノにした。

11月4日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスモレスポワールに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5歳（2007年）

1月6日、中8週で馬体重を前走から27kg減らして迎えた9戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。