タカラスナイパー（1993年生、母タカライースタン）

タカラスナイパー（1993年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホリスキー（当時14歳）と交配したタカライースタンが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）ローレルファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方12戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1997年の一般C。

経歴

デビュー前

田中清隆厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

9月21日、デビュー戦は佐藤吉勝騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/不良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は佐藤吉勝騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた4戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/重）に出走。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

4歳（1997年）

2月15日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のチェリーイチオーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月8日、中2週で迎えた6戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキョウワホウオウから2馬身差の2着に敗北した。

3月23日、中1週で迎えた7戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタヤスピューマに5馬身の差をつけて優勝

4月13日、中2週で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆二騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったホリノスミレからクビ差の2着に甘んじた。

5月18日、中1週で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田隆二騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月9日、中2週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で吉田隆二騎手（6戦2勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田隆二騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったケープホープからアタマ差の2着に惜敗した。

7月12日、中2週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田隆二騎手（8戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉田隆二騎手（9戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月7日、中5週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で吉田隆二騎手（10戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉田隆二騎手（11戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。