マジカルシェイプ（2006年生、母モーメンツオブマジック）

マジカルシェイプ（2006年2月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「不思議な姿」。毛色は鹿毛。種牡馬のStreet Cry（当時8歳）と交配したモーメンツオブマジックが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地2戦0勝2着1回、地方4戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の一般D2-3。

経歴

デビュー前

松本隆宏厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2009年）

9月29日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、一般D3-2（門別ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は480kg。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のオックスブリッジをクビ差振り切って初白星を挙げた。

10月15日、中1週で迎えた2戦目は、一般D2-3（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るジャズロックを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って2勝目を挙げた。

11月11日、中3週で迎えた3戦目は、一般D2-1（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、フジノタカワシに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2010年）

4月28日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、つつじ特別（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

6月12日、中5週で迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

8月21日、中9週で迎えた6戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったツクバグローバルに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。