ナイキローレル（1996年生、母ヤングバーラム）

ナイキローレル（1996年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンゼウス（当時8歳）と交配したヤングバーラムが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は鹿戸正幸。戦績は、地方16戦4勝2着5回。1998年、1998年とウィナーズチャレンジで2回2着に入った他、1998年のウィナーズチャレンジで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鹿戸正幸から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

楠克美厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1998年）

4月15日、デビュー戦は藤倉寛幸騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーメガミから4馬身差の2着となった。

4月22日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスクオールチェイスに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月17日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤倉寛幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤倉寛幸騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた5戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカミワザから2馬身差の2着に敗北した。

8月12日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったモルフェロイから5馬身差の2着となった。

9月10日、中3週で迎えた8戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた9戦目は、柳沢好美騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 晴/不良）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月22日、中3週で迎えた10戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた11戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のウィナーズチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオークアンドオークからハナ差の2着となった。

12月13日、中5週で迎えた12戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマルゼンボーイを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3歳（1999年）

1月9日、中3週で迎えた13戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のトミノフォルティノを半馬身振り切って制した。

2月22日、中3週で迎えた15戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヨウジンボウに2馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

3月20日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスマルコバンに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。