ラヴネヴァーダイズ（2010年生、母アイアムラヴィング）

ラヴネヴァーダイズ（2010年5月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「愛は死なず」。毛色は鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時10歳）と交配したアイアムラヴィングが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地11戦1勝、地方13戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場され、レックスによって630万円で落札された。

木村哲也厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

9月30日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は418kg。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るサクセスカーチスを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

11月3日、中4週で迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳重賞のアルテミスステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。18頭立ての16番人気で16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

12月15日、中5週で迎えた3戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のひいらぎ賞（中山芝1600m 外回り雨/良）に出走。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

3歳（2013年）

3月24日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳500万下（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は失速してしまい11着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた5戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のニュージーランドトロフィー（中山芝1600m 外回り雨/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい14着に終わった。

8月11日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

9月17日、中4週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた7戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。

11月3日、中6週で迎えた8戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた9戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の伊達特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

4歳（2014年）

1月26日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の西尾特別（中京芝1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

3月2日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。

4月8日、中4週で迎えた12戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、卯月特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた13戦目は、うぐいす特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中田貴士騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた14戦目は、スカパー!地方競馬ナイン特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中田貴士騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中田貴士騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で中田貴士騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で中田貴士騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中田貴士騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた19戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般A5 B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のシャドウフェアリーを3/4馬身振り切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

8月15日、中3週で迎えた20戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、葉月特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のエーシンハダルに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月29日、中1週で迎えた21戦目は、オッズパーク杯（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで崩れずに走り抜いたが、バンダムミュートスに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

9月24日、中3週で迎えた22戦目は、コスモス特別（笠松ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた23戦目は、奥飛騨賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のフレンチナデシコをクビ差振り切って4勝目を手に入れた。

10月30日、中1週で迎えた24戦目は、美濃菊特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原幹生騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。