エースキャスケード（1999年生、母ベストビューティー）

エースキャスケード（1999年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のブラッシングジョン（当時14歳）と交配したベストビューティーが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地9戦0勝、地方6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の一般D3-1。

経歴

デビュー前

木原一良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

9月8日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた2戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

9月30日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 雨/良）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3歳（2002年）

4月20日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入った。

5月26日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

4歳（2003年）

4月16日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた6戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月24日、連闘で迎えた7戦目は、一般D3-1（札幌(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた8戦目は、一般D3-1（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったピサノクルーザーから3馬身差の2着に敗北した。

6月10日、中4週で迎えた9戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、一般D3-1（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

7月8日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた11戦目は、一般D3-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のマサユキユカリをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

8月17日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた12戦目は、南井大志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で南井大志騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で南井大志騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。