ポールドブラ（2006年生、母レイホーダイヤ）

ポールドブラ（2006年5月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「腕の運び（バレエ用語）」。毛色は栗毛。種牡馬のトワイニング（当時15歳）と交配したレイホーダイヤが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は林時春。戦績は、中央平地10戦0勝、地方15戦0勝2着4回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、林時春から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ミルファームによって126万円で落札された。

保田一隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

6月29日、デビュー戦は柴田未崎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は394kg。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

9月14日、中8週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

9月27日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。

11月1日、中4週で迎えた5戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

12月14日、中5週で迎えた6戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

3歳（2009年）

1月24日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

3月22日、中7週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は西田雄一郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びを欠き12着に終わった。

5月10日、中6週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は田中博康騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。14着に終わった。

6月21日、中5週で迎えた10戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は力尽きて14着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた11戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、ザバトルアスランに交わされて4馬身差の2着となった。

9月8日、中2週で迎えた14戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、バンダムチョッパーに交わされて1馬身半差の2着となった。

10月26日、中4週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

11月10日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた18戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C26（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた19戦目は、一般C28（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は尾島徹騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったエリモフォーダイヤに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

12月14日、連闘で迎えた20戦目は、祝!秀之・理成全場制覇賞（笠松ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったデルマアヌビスに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月31日、中1週で迎えた21戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は花本正三騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

4歳（2010年）

1月6日、連闘で迎えた22戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた23戦目は、牝馬限定戦の下間寿昭第一子誕生記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で花本正三騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた24戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、梅酒のぱかぱか杯（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

2月15日、連闘で迎えた25戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は失速してしまい7着に終わった。