レガーロ（2013年生、母サンタテレジータ）

レガーロ（2013年5月3日）は、日本の競走馬、種牡馬。馬名の意味は「贈り物（伊）。勝利を贈り続ける願いを込めて」。毛色は鹿毛。種牡馬のBernardini（当時10歳）と交配したサンタテレジータが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地10戦2勝、地方2戦0勝2着1回。2015年の全日本2歳優駿(Jpn1)で2着に入った他、2016年のレパードステークス(G3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

7月11日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には届かず11着に敗れた。

10月18日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のタイセイブルグをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

11月21日、中4週で迎えた3戦目は、2歳500万下のもちの木賞（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のスマートシャレードをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

12月16日、中3週で迎えた4戦目は、2歳Jpn1の全日本2歳優駿（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。G1級競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続でM.デムーロ騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったサウンドスカイに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2016年）

2月21日、中9週で迎えた5戦目は、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続でM.デムーロ騎手（3戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

4月3日、中5週で迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの伏竜ステークス（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

5月4日、中3週で迎えた7戦目は、3歳Jpn2の兵庫チャンピオンシップ（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

8月7日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のレパードステークス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では超凡な末脚を繰り出し、3着に入った。

11月26日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の花園ステークス（京都ダート1900m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

4歳（2017年）

1月5日、中5週で迎えた10戦目は、4歳以上1600万下の初夢ステークス（京都ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（5戦2勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

2月5日、中3週で迎えた11戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の北山ステークス（京都ダート1800m 曇/重）に出走。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に敗れた。

6月25日、約4か月半の休み明けで迎えた12戦目は、3歳以上1000万下のリボン賞（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入った。